自分の絵のルーツは、
子供の頃、寝る前に母親が読み聞かせを してくれた絵本や児童書の絵や挿し絵なので、
絵本の絵(勿論、児童書の挿し絵も含む) を描くのがずっと夢でした。
だから、架空社刊「ものぐさじじいの来世」の絵を描かせて いただけた時は、
本当に嬉しかったです!
あたり前かもしれませんが、絵本は(絵の本)なので、何枚も何枚も絵が描けて、
とてもテンションが上がります。
高岡は絵本の絵を描いている時は、昔、母親に読み聞かせをしてもらっていた頃の
(ガキんちょの自分)の感覚を、ちょこっとだけ思い出します。
絵本や児童書の絵は、 これからもずっとずっと描いてゆきたいです。
架空社刊『ものぐさじじいの来世』
作/小川未明
日本児童文学の父、日本のアンデルセンと呼ばれている小川未明先生の作品に
絵を描かせて頂けるので凄く気合いを入れて制作した絵本です。
最後の(ものぐさじいさん)の転生した姿は、僕を含め世界中のものぐさ達に
勇気と笑みを与えてくれると思います。
架空社刊『デッカイノがやってきた』
この作品に出てくる大地の神様のようなキャラクター(デッカイノ)は、
もともとは僕の夢の中に出てきました。
デッカイノは今でもたまに僕の夢の中にデカデカとやって来ます。
ただし、相棒のヤッターは夢には出てきません。
なんでじゃろうか?
架空社刊『デッカイノ森をまもる』
作/まみょうかな
前作「デッカイノがやって来た」の続編として制作された作品で、
今回は、絵本原作者の(まみょうかな)さんが物語を作って下さいました。
僕は自分が作ったキャラクターが、まみょうかなさんの世界の中で
動き回るのがとても新鮮で、
最後の火の怪物との戦いは、
ゴジラ対キングギドラみたいな感じで盛り上がって絵を描きました。
農文協刊『きのこの絵本』
編/小出博志
この本の制作にあたり、長野県まで取材に行かせていただき、
様々なキノコを見て、触って、食べてめちゃくちゃ感動しました。
編者の小出博志先生達のご指導&アドバイスにより、
キノコ栽培の細部まで描く事が出来て、凄く嬉しかったです。
キノコの秘密が分かる、とても楽しい実用書絵本です。
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